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果てしなく遊び、創造力を養った少年時代

子供の頃の記憶を、

すっかり忘れている方も多いとは思いますが、

 

僕はかなり鮮明に覚えています。

 

島根県出雲市斐川町という、

家の周りに一面田んぼが広がる、

典型的な田舎町に生まれ育ちました。

 

 

地元の小学校へ行き、地元の中学校へ行き、

チャリで通える地元の普通高校へ行くという。

 

受験戦争も、

何も無いような平穏な場所で育つ、

 

ごく普通の、田舎の学生時代を、過ごすことになります。

 

小学校の頃の記憶と言えば、

 

同い年と、1つ年下の近所の友達5人で、

ただただ、ひたすら果てしなく、

遊びまくっていたことをよく覚えています。

 

毎年7月20日ごろから、

正式に学校に行かなくても良い、

 

少年にとっては素晴らしき、

夏休みという日々がスタートします。

 

当時、僕達の自治会には、

八月八日の七夕会というイベントがありました。

 

年度ごとに、開催場所を決められた家に、

両親達が伺い、

晩に食事会をするという、

 

子供達にとっては、大きなイベントがありました。

 

その際に、披露する太鼓を、

練習しなければならないという、

 

いわば、条件付きの遊びが、

八月八日までスタートすることになります。

 

しかし、それはあくまでも建前みたいなもんで、

 

決められた家で、好き勝手に、外で内で、

縦横無尽に皆で遊んでいるわけです。

 

どんな日常だったかと思い出すと、

まず朝五時半起床。

 

ラジオ体操のため公民館に向かい、

朝っぱらから遊ぶ。

 

さきほどの五人で、

 

公民館に置かれた遊具で遊んだり、

野球やサッカーをしたり。

 

その後、家に帰ってご飯を食べてから、

 

9時からまたみんなで、何処かの家で遊ぶ。

お昼を家に帰って食べてから、また昼1時から遊ぶ。

夕方六時半まで、ただひたすら仕事のように遊ぶ笑 

 

これを6年間繰り返すという笑 

 

あんなに遊んで、

よく飽きなかったもんだと、昔を懐かしんでおります。

 

ウチでファミコンをやるとなっても、

朝から晩までコントローラーを、8時間たたき続ける。

 

くにおくんを朝から晩までやり続ける。。

 

皆、何を目指して何処に進んでいたのか、よく分かりません笑

 

後に、都会で生活をすることになり、

都会の方々の、人となりの違いにぶったまげるのですが。

 

彼らとは生まれ育った場所環境が違いすぎて、

というところは、大いにあると思います。

 

僕の周り近所は、全て拡大家族で、

自分達の田んぼや畑で、米や野菜を栽培していました。

 

家は全室ほぼ和室で、

蒔をくべて焚く五右衛門風呂で、

くみ取り式トイレで、

 

というライフスタイル。

 

東京の下町を舞台にした、サザエさん家が、当時先進的に見えましたね笑 

 

電車に乗って会社のビルに向かう、

スーツ着たサラリーマンなんて

 

どこを見渡してもいないんですから笑 

 

しかしながら、昭和から平成に入った時代の、

田舎の日本人の生活は、とてもバランスの取れた、

 

平和で健全な生活を送れていたんだと思います。

 

ちなみに近所の彼らが、

その後大人になり、どうなったかというと、

 

一名を除いて、あまりまともな大人になっていません笑 

創造力を養いすぎたんでしょうか笑 

 

現実の世知辛い、

世間様に生きるニンゲン達とは明らかに違う、

 

ちょっとわけ隔てられた世界で、

ちょっとみっともない生き方をしています笑

 

いや一応みんな働いてはいるんですが、

ちょっと特殊な生き方をしているというか。

 

ここでは個人情報は、ズラズラ書けませんから伏せますけれども。

 

これってやっぱり、良くも悪くも、

ガキの頃に羽を広げすぎたんじゃないでしょうかね笑

 

中学生になると、平日の夕方や土曜日は、

それぞれ違う部活動に勤しんで、

 

5人で一緒に遊ぶ日は、ほとんど無くなっていきます。

 

しかし僕のことが、性根から分かってるニンゲンは、

大体、この時代までに出逢っていた方々だったんだろうなと思います

 

まだ幼くて、利害が生まれるシゴト仲間でも無く、

勉強やスポーツで、本気になって争うことも無い関係だからね。

 

そして中学生くらいから、

いよいよ勉強やスポーツで、

 

ちょっとだけ争うというか、

甲乙をつけられる日々がスタートするわけです。

 

ご一読頂き有り難う御座いました!

 

次回は、

ほったて工場で父は億万長者

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