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初期のサンボマスターに傾倒した日々 哀しみの感情を爆発させるX JAPANの再来だった

大学時代に、

よく聞いていて、

 

その後の人生にとても影響を受けた、

 

サンボマスターの話をしたいと思います。

https://www.sambomaster.com

 

2001年頃から、

若手の日本のロックバンド、パンクバンドが集まって、

 

東京を主体にライブ活動をしていました。

いわゆる青春パンクブームです。

 

ガガガSP、銀杏BOYZ、マスミサイル、スタンスパンクスなど、

 

2000年代前半に大学生だったニンゲンなら、

一度は聞いたことがあるはずです。

 

そのバンドの中で、僕が一番好きだったバンドが、

サンボマスターなんです。

彼らは2001年に結成しました。

 

インディーズでCDを出したり、

テレビの深夜放送でライブしたり、

 

よくガガガSPと一緒にライブを演っていました。

 

彼らの魅力は、他のバンドとは一線を画す、

ひときわのみっともなさにあります笑 

 

当時ギターの位置がめちゃんこ高い、

ギターボーカルの山口さんから放たれる、

 

魂の叫びは、

日本語ロックの申し子と名乗るに相応しいバンドでした。

 

彼らは、一見めちゃくちゃやっているように見えます。

 

しかし、実は、

非常に繊細で細かいモノを創り上げていて、

 

それをステージで、自ら破壊するように演奏して、

観衆のココロを打ってしまうという。

 

実に高度な、玄人好みのバンドに仕上がっていました。

 

 

サンボマスターは、

2004年の12月にメジャーデビューを果たします。

 

「日本語ロックの道と光」というアルバムでした。

 

この時の作品は、

非常にマイナーでマニアックな作品に仕上がっていました。

 

決して大衆には受けないんだけれど、

俺たちはこういうものをぶつけたいんだ。

 

というような彼らの気持ちが、

ひしひしと伝わってきたように感じました。

 

僕はファーストアルバムから、

彼らの作品が凄く好きで、

毎日バイクに乗りながら聞いていたんです。

 

そして2005年の2月に、

 

2枚目のアルバム「サンボマスターは君に語りかける」

を発売することになります。

 

この作品をCD屋さんで聞いたときに、

全身から鳥肌が立ちましたね。

 

いよいよ彼らが、メジャーになるだろうと確信をしました。

 

後に本田宗一郎さんの本を読んで、

「デザインとは人の心を買うもんだ」

 

という名言を胸に刻むことになるんですが、

この時、完全に僕の心は、彼らに奪われてしまいました。

 

その当時のライブに、足繁く通っていましたが、

 

その完成度の高さたるや、

他の青春パンクバンドを圧倒していたというか。

 

これが小さなライブハウスで、

一介のロックバンドをやっている、

 

兄ちゃん達とは思えないほどの、レベルの高さ。

まさに怪物が現れたと、心の底から思ったもんです。

 

話は少し変わりますが、

 

時は経って、2021年になって初めて、

X JAPANのライブを、

 

YOUTUBEを通して、聴くことになるんです。

 

初めて聴いたその時に、

とっても涙が止まらなかったんですね。

 

それは、初期のサンボマスターのライブを、

観た時のフラッシュバックをしたような、

体験だったというか。

 

彼ら両バンドに共通しているモノは

「哀しみを火種に、音楽で爆発させる」ことにあったと思うんです。

 

ガキの頃は、

X JAPANが、なんであんなに人気を博しているのか、

よく分からなかったんです。

 

でも、今となってはとっても分かります。

 

2013年に、実の姉貴が先立って、

決して消えない哀しみが、

ココロに刻み込まれてしまったわけですから。

 

今はその事を、こうやって言語化も出来るようになり、

人様に言えるようにもなりましたけれど。

 

当時はこの事を人に話すなんて、

とてもじゃないけど出来ませんでした。

 

話すどころか、

人と連絡を絶っていたような状態が、数年あったんです。

 

その当時に比べたら、自分の心境は大分変わったんだなと思います。

 

そのぬくもりに用がある

初期のサンボマスターは、

僕にとっては、本当に衝撃的で、格好よかった。

 

今思えば、ひとつの起業のスタイルとしての、

ロックバンドを観させられた体験でもありました。

 

もの凄い才能を持ったニンゲンが、

本気の覚悟を決めて、その道を進もうとしている。

 

そんな彼らのエネルギーを、

間近で受け取ることが、出来たんだと思います。

 

ご一読頂き有り難う御座いました!

 

次回は、

独り便利屋時代 通信営業会社へ 株式会社野武士

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