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シェアハウスを創って、億を稼いだ起業家に、知恵と勇気を頂いた噺

2014 年の 7 月。

 

出雲に帰ってから、約 10 ヶ月が経っていました。

 

そのタイミングで、以前住んでいた、

浅草のシェアハウスのオーナーの元へ、

所用のため伺 いました。

 

その時に、オーナーと、久しぶりに、

一対一でお話をさせて頂いたんです。

 

その時の、オーナーとの対話が、

地球旅館の創業に向けて、大きく動き出 すきっかけになりました。

 

今回は、その噺をしたいと思います。

 

久々のお江戶旅行と言うこともあって、

テンション上がり気味で、小旅行がスタートしました。

 

久々に観た浅草は、前と変わらず、

隅田川から、そよ風が通っていて、活気があって、

 

江戶情緒あふれる、いつみても本当に素晴らしい街並でした。

 

その日は、シェアハウス時代に仲が良かった、

広島から上京してきた、後輩達と焼肉をしたり、

 

上野までブラブラ散歩をしたりと、

久々の休暇を楽しんでおりました。

 

そして翌日、オーナーの元へ、

僕が預けていた、敷金の受取に、向かいました。

 

その時に、その方と、久しぶりに、

5 分 10 分ほどでしたが、話をしたんです。

 

話をした内容はというと、

シェアハウス業界の今後について、

 

これから自分が、小規模事業者として、

どう世の中を渡っていくかといった内容でし た。

 

僕が住んでいたときは、

ほとんど、そういった話をしたことがありませんでしたから、

 

これは又とないチャンス!と思って、

オーナーをお食事に誘いました。

 

間貸し商として起業し、7、8 年目に入った先輩の、

ストーリーを、是非伺いたいと思ったんです。

 

夕方向かった先は、

シェアハウス近くにある、レトロなお寿司屋さん。

 

その空間で、寿司をつまみながら、

オーナーの生い立ち背景を、ざーっと聞かせて頂い たんです。

 

本人の身の上話になるので、生い立ちは割愛しますが、

相当な苦労をされて、勉学にスポーツに励んでいたそうです。

 

そして時間を縫うようにして、

アルバイトをして、

 

そのなけなしのお金を持って、

海外に向けて、バックパッカーをしていたそうです。

 

彼は、学生時代から、

半端じゃない物量をこなしていく、仕事人だったん です。

 

そしてハナシは進み、自分がなぜ、

この世界で起業したのかというテーマで、話が始まりました。

 

今でも鮮明に覚えている話は、

 

自分がシェアハウスを起業するために、

どうやって、良い物件にたどり着いてきたのかという事です。

 

彼は、自分が起業したいと思ったエリアで、

物件を掘り当てるために、

 

図書館でコピーし た道路地図をもって、

道という道をくまなくまわったそうです。

 

彼は、歩いた道という道を、

全て蛍光ペンで塗りつぶしていって、

 

なんと数キロ先まで行ったんだそうです。

 

たった独りで、その途方もない物件探しの旅を、

粛々とこなしていたのです。

 

それも 1 ヶ月や 2 ヶ月ではありません。

 

なんと半年も懸けて、

当時、僕が住んでいた物件に、たどり着いたそうです笑

 

僕がシェアハウスに住んでいるとき、

そのオーナーは、常にグダグダ生活しているような方だったんです。

 

しかし、そのグダグダを成り立たせるために、

ここまでやりこんで、物件探しの旅をしていたんだと思うと、

 

鳥肌が立ちました。

 

しかも、まだシェアハウス業界に、

参入者が少なかった 2000 年代の半ばでしたから、

タイミングも絶妙だったのです。

 

そんな先見性と、執念を兼ね備えて、

 

ゼロから起業していったニンゲンには、

これからも、そうは出逢えないでしょう。

 

この時に学んだ教訓としては、

不動産を使ったほぼ全てのビジネスは、

立地とタイミングが、明暗を分けるということです。

 

の時に悟りました。

 

お寿司のお会計は、二人で 1 万 5 千円くらいでしたが、

その時間は、僕にとって、

 

少なくとも数百万の価値はありました。

 

ご指導頂き、有り難う御座います!

オーナーとの対話を通じ、

 

不動産を使った小規模事業の立ち上げに、

本格的に興味が湧き始めます。

 

2014 年から、競売情報を定期的にチェックしたり、

ボロ 物件投資の本を片っ端から読んでみたりと、

 

不動産に関するインプットを、はじめ出しました。

 

そして、いよいよ、

外国人向けの、旅館開業に照準を合わせて、

 

物件探しの旅が、はじまるわけです。

 

ご一読頂き有り難う御座いました!

 

次回は、

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