海外を巡り巡っていた、大きな理由の一つとして、
旅を終えた後も、海外と繋がっていけるような、
そんなシゴトを起業したいなと思っていたところがあります。
今回 は、世界一周の旅の最中に、
イーベイというオークションサイトを見つけ、
そこに小さなお店を出して、
どんどん時流に乗って、
爆売れしていった噺を、していきたいと思います。
アジア中東をまわっていた 2010 年
海外の現地で、小さなビジネスをやっている、
日本の方数名と、コンタクトを取っていました。
しかし、諸々検討した結果、
やはり日本で起業したいと思うようになります。
日本から海外に向けて発信できる、
且つ
小資本で創めることが出来る
何か良いビジネスは無いかと、
模索して模索して、イーベイにたどり着きました。
イーベイとは、英語圏の方々をメインにして、
約 2 億人近くが集まる、
世界最大規模のオークションサイトです。
2010 年当時の参加者が、
ヤフーオークションのそれと比べると、
15 倍-20 倍近くはありました。
英語圏では、今現在も、
世界最大のフリーマーケットです。
まず行ったことは、このサイトで出品している、
日本人の販売データを、
片っ端から分析してみることにしてみました。
当時年間 3 万円くらいで、
イーベイ上の 販売データを、提供する会社が存在していました。
そのサイトで、セラーの ID を打つと、
何がいくらで売れたのか、1 年間分の販売データを、
瞬時に知ること ができました。
これを使って、ありとあらゆる、日本人のセラーの、
分析データを入手していました。
諸々検討してみて、まずはじめたのは和本の取引です。
和本の販売データを、エクセルに 1000 件以上ストックして、
価格の差益を把握してからのスタートです。
ヤフオクで買って、イーベイで売るという、
ほとんどネット完結の作業を、
2012 年頃、浅草のシェアハウスの個室で行っていました。
しかし途中で出雲に帰ることになり、
イーベイの運営も、数ヶ月間ほど休んでいました。
しかしながら、田舎で、休みの日に、
特にやることがありませんでしたから、
半年後に、再開しました。
イーベイ上での取引に、ひたすら熱中してました。
それが 2014 年の 2 月ごろです。
同年秋には、初めてアメリカに旅をまし た。
何百万も和本を買ってくれたお客さんの家に、
挨拶を兼ねた、旅を実行しました。
このタイミングでアメリカを観て、本当に良かったです。
一気に気持ちが充足し て、勢いづきました。
その後直ぐに会社を作って、借入をして、
イーベイストアを、今以上にぶん回すことに決めました。
とりあえず、節目になるであろう 2020 年まで、
こ の世界で、コツコツ続けていこうと、ここで誓います。
2016 年頃までの、販売スキームはというと、
ネットで仕入れて、写真を撮って売る、をひたすら繰り返していたのです。
しかしながら、諸々調べていくウチ に、
無在庫でも売れるんじゃないか? と思い始めていました。
仕入れてから売るんではなく、売れてから仕入れる
。
その販売スキームが、
ぴったりはまったのが 2017 年の 8 月でした。
当時の出品数は 7000 点位で、
利益率は 15-20%位でしたが、500 万近く売れたかな。
これは通販シーズンの始まる 11 月に、
2 万点出したら 凄いことになるぞと、
ここで爆売れの予兆を掴みます。
そして 11 月までに、プログラマーさんに 、
2 万点の出品データを作成して頂き、
ガツンと出品してみたところ、
これが大当たりしました。
2018 年には、旅館も含めて、
月 1000 万円の売上をたたき出したりした時もあって、
目が回るほど忙しかったです。
それを全て独りで行っていましたから、
休みは当然ありません。
実は小商いを初めて、一番辛かったのが、
この売れすぎた時期でした。
売れすぎて、それを捌いていくことと、
地球旅館 別館のオープンのため、
何百万の出金を、 2018 年の 2 月頃に、
同時進行でに行っていましたから。
毎日毎日、肉体的にも精神的にもギリギリを走っていました。
毎日キレる寸前で、3L くらい大酒を呑まないと、
寝ることが出来なかったこの時期。
振り返ると、本当に、
寿命を縮めていくような行為を、していたんだなと 思います。
2020 年は、コロナの影響で、
日本郵便を介した海外物流が、
一時的にほぼストップしてしまいました。
ここで一旦、全てのシゴトをストップして、
お国から、給付金をもらって、静観していました。
2022年から、そろそろ再開しようかと動いておりますが、
e コマース自体の市場規模が、爆上がりしてきました。
通販の参入者がどんどん増えて、
僕が始めた時代とは、明らかに違う状況になっています。
それにしっかり対応できるように、
立ち位置を変えていきます。
時代と共に、
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